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写生会のこと


春と秋に行なっています。

時間は朝の午前9時に集合していただき、朝の心地よい空気を感じながら、爽やかな写生会を迎えます。


春と秋は、1年で最も穏やかで過ごしやすい季節です。


春には花が咲き、暖かい風が心地よく、おだやかな日差しが春を感じさせます。

夏とは違い蚊もまだ活発ではないので、写生に集中して取り組めます。


花の香り、鳥の声、風の音、そういった自然を感じながらデッサンや着彩を楽しんでいただけます。





秋の写生会は一年の終わりを彩る紅葉を描きます。

燃えるような赤や黄色の紅葉はとても鮮やかで着彩に挑む心をはずませます。


春とは違う鳥の声、少し先に見える冬の世界。

まだ暖かい太陽の日差し。

いろいろな事を感じながら晩秋の世界を描きます。





お昼にはいつもの世界とは違う人々とのコミニケーションを楽しんでください。

同じアートに携わる者として、様々な職種の方と会話を楽しんでください。意外な発見があるかもしれません。


そしてハイライトである合評では、作品に対して様々な価値を学ぶ事ができます。


なぜその場所で描いたのだろうか。

なぜそのモチーフを選んだのだろうか。

なぜそのような描き方をしたのだろうか。

合評で発表された言葉から作品の目的や意図を知る事ができます。


学ぶ事はたくさんございます。




是非、いつもとは違う目的を持った一日を過ごしてください。

忙してく見えなかった空気感、時間をスローにして感覚を鋭敏にして、おだやかな時間をお過ごしください。


そして同じ時間と目的を持って共有した方達が見せる、また違う世界観を楽しんでください。


自分にその世界観はなかったと、気づきを得て楽しめるのではないでしょうか。


午後16:00、約6時間の写生会は終了します。


普段の世界に戻られた時、少し見える世界が変わっていれば幸いです。

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